浮気の復讐

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浮気の復讐で最もおすすめしたいのが慰謝料請求です。

 

慰謝料請求を成功させることができれば、金銭によって受けた精神的損害を補填してもらえるだけでなく、相手にも多きな損失を負わせることができます。

 

また、慰謝料請求は平和的な解決方法であり、自分にとっても浮気トラブルを踏み台に大きな一歩を踏み出せる結果となります。

慰謝料を請求をすることはどんな復讐になるのか？

そもそも慰謝料請求そのものは復讐行為ではありません。
本来は、浮気によって受けた精神的損害を金銭で癒すための方法です。

 

しかし、そもそも慰謝料請求自体が無益な報復の連鎖を止めるために作られた、いわば「復讐の代用品」という側面も持っています。

浮気をした配偶者から慰謝料を取れる

慰謝料請求は、基本的に浮気をした配偶者に対して行われるものです。

 

慰謝料請求にて実際に支払いを求められる金額は、平均的に100万円前後と言われています。

 

しかし、慰謝料請求は相手の財産、社会的立場、不貞行為の期間や回数、夫婦生活の長さなど多くの要因によって決定します。

 

この中で最も慰謝料請求に大きな影響を及ぼすのは、相手の収入です。

 

慰謝料請求は定額がある罰金刑などとは違い、相手の収入に対して、何割を慰謝料として支払わせるかを決定します。

 

収入が大きければ当然慰謝料も大きくなり、逆に無職の人間ならば1円ももらえないこともあります。

浮気相手からも慰謝料を請求できる

世界的には稀ではあるものの、日本では浮気相手への慰謝料請求が可能になっています。

 

浮気相手への慰謝料請求の金額は、配偶者に対して行うものよりも少なくなります。
ですが、日本の慰謝料請求の多くは配偶者＋浮気相手の両者に対して行うことで金額を上げるという手法がとられています。

 

配偶者をたぶらかした相手にも慰謝料を請求できれば、実際に渡される金額は一人に対してよりも大きくなるケースが多いのです。

高額慰謝料も存在する

慰謝料請求は100万円前後が最終的な金額となりますが、初めの請求金額は2〜300万円が基本となります。

 

というのも、不貞行為の回数や相手の収入がその時点では正確に判断できていませんし、実際に当初の請求金額のまま、200万円〜300万円もの高額慰謝料を支払われたことも多いのです。

 

また、自分の配偶者に収入がなくとも、浮気相手に大きな収入があれば慰謝料は期待できるでしょう。

慰謝料請求の手順

慰謝料請求を行うためには正しい手順をふまなくてはなりません。
また、自分一人だけでなく、多くの専門家たちの力が必要になるので注意してください。

まずは浮気の証拠を集めてみましょう。
この段階では、まだ浮気の疑いがある程度にとどまっているかもしれませんが、まずはできるだけ浮気の証拠を集め、実際に浮気があることだけでも客観的にわかるようにしてください。

 

ここで浮気が確かにあるとわかれば、その後依頼する弁護士、探偵などへの依頼もスムーズに行くばかりでなく、費用を抑えることも可能です。

浮気が確かだとわかり、ある程度の書証拠も集まったらまずは弁護士に相談してください。

 

弁護士への依頼は高額だと思われがちですが、成功報酬制度を採用している弁護士事務所などの場合、支払われた慰謝料から弁護士への依頼料金を支払えばよいので、専業主婦でも依頼することができます。

 

また、弁護士は浮気トラブルの専門家です。

 

現段階で慰謝料請求を行うのに十分な証拠が集まっているのかもわかりますし、もし証拠が足りなければ何をすれば良いのかもアドバイスを受けるでしょう。

 

もしこの段階でまだ浮気の証拠が足りないとなれば、続いて弁護士事務所から紹介された探偵事務所に依頼してください。

浮気問題に強い弁護士事務所は、大抵使っている探偵事務所があります。

 

慰謝料請求における探偵事務所の役割は、より高額の慰謝料請求を成功させるための武器となる『不貞行為の証拠』を探し出すことです。

 

弁護士にとっていわば武器職人のようなもので、探偵事務所の調査により作られた浮気調査の報告書さえあれば、弁護士はより優位な立場から高額の慰謝料請求を求めた戦いがやりやすくなります。

 

探偵への依頼料金は20〜30万円が相場となっています。
しかし、こちらも工夫次第で節約は可能。慰謝料請求でもらえる金額から費用を支払う計算を立てても良いでしょう。

慰謝料請求は、慰謝料請求のための請求書を作り請求相手に送付することになります。

 

ここまでなら弁護士でなくとも、行政書士や自分自身でも行えるのですが、法律の専門知識が必要になりますし、なによりただ送付しただけで請求金額がもらえるわけでもありません。

 

弁護士に慰謝料請求を依頼するのは、弁護士だけが示談交渉から裁判までを行える権限を持っているからです。だからこそ、最後はやはり弁護士に依頼することをおすすめします。

慰謝料請求での探偵事務所の役割

慰謝料請求そのものは探偵の仕事ではありません。

 

探偵はあくまで慰謝料請求のための武器となる「不貞行為の証拠」を集めることになります。

 

そのため、まずは弁護士に相談し、どれほどの証拠が必要なのか調べてもらいましょう。
既に不貞行為の証拠が集まっているというなら探偵への依頼の必要はありません。
しかし、もし弁護士が探偵事務所へ依頼しなくては不貞行為の証拠が取れないと判断したら、探偵事務所への相談をしてみましょう。

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