妻の浮気が原因で離婚をしたその後 - 夫が後悔したこと
浮気は離婚原因の上位に位置しています。
妻の浮気が発覚し、対応に迷いつつも離婚まで進んでしまうことは珍しくありません。
そして、離婚からしばらく経って、離婚したことを後悔する夫も多いのです。
離婚を経験した夫は何を後悔し、そして何に満足しているのでしょうか?
離婚すべきか悩んでいる夫のために、経験者の声をまとめてみました。
家事の大変さや家族のいない寂しさから、夫は離婚を後悔する
離婚して家族を失うことで、夫は多くの問題に襲われます。
それは日常生活の問題から精神的な問題までさまざまです。
代表的なものを見ていきましょう。
家事が大変になった
多くの夫が直面するのがこの問題です。
家のことは妻に任せきりだったため、1人になった途端に家の中が荒れ放題になったという夫は大勢います。
何がどこにしまってあるのかさえわからないのは情けない話です。
子供に会えなくなった
日本では、ほとんどの場合妻が子供の親権を取ります。
親権を失った夫が子供に会えるのは、定期的な面会の時だけです。
子煩悩な父親の場合は特につらいでしょう。
家に誰もいなくて寂しい
仕事から帰ってきても、夫を迎えてくれる家族はいません。
1人きりの家ほど寂しいものはなく、病気などの緊急事態にも対応できなくなるので、精神的に不安な状態が続きます。
仕事のやりがいがなくなった
家族のためとがんばってきた夫ほど、その家族がいなくなってしまうと目的を喪失します。
仕事のやりがいもなくなってしまい、自堕落な生活に陥ることもあるのです。
自由な時間や精神的な解放感に夫は満足している
すべての夫が離婚を後悔しているわけではありません。
プラスの面が多く、離婚に満足している夫もいるのです。
何が離婚のメリットだったのでしょうか?
自分の時間が増えた
夫は妻や子供に支えられて生きていますが、見方を変えれば家族に時間を奪われているということでもあります。
久しぶりに1人になってみて、「何て自由なんだ!」と感動する夫もいるのです。
このタイプの夫は何でも自分ですることが苦ではないので、家事などにも大した問題は起きません。
自分の時間を趣味などに使って楽しく生きるでしょう。
人生をリセットできた
結婚は人生の墓場、という格言があります。
ひどい言い方ですが、結婚して家族を設けると、その後の人生の大部分が固定されてしまうのは事実でしょう。
離婚したことで、一度決定した人生設計がリセットされ、精神的な解放感を得られるわけです。
子供とのつながりを逆に認識できた
子供の親権を妻に取られても、子供との関係が弱くなるわけではありません。
距離を置いたことで、むしろ子供の大切さ、愛おしさを認識する親もいるのです。
子供の側も、離れてなお養育費を払ってくれている父親に感謝する気持ちが強くなることがあります。
冷静に判断するには、離婚前に別居するのが有効
後悔と満足の事例からわかるように、離婚にはメリットとデメリットが両方存在します。
冷静に考えればわかることなのですが、妻に浮気をされた夫は精神的に不安定になっていることも多く、判断を誤ることが珍しくありません。
正しい判断をするためには、別居してワンクッション置くという方法があります。
妻が目の前からいなくなれば、冷静に考えやすくなるでしょう。
一時的に一人暮らしの状態になることで、家族のありがたみを再確認することにもつながります。
夫によっては、自分の至らなさを認識し、妻が浮気をするのももっともだと考えるかもしれません。
妻の側も、反省する時間ができると同時に、勢いで離婚を了承してしまうことが少なくなります。
実家に帰って、両親に夫とやり直すよう諭される可能性もあるでしょう。
必ずしも関係修復ができるわけではありませんが、いずれにしても頭を冷やす時間は必要です。
結果的に離婚することになったとしても、冷静に考えた上でなら満足できる確率は上がります。
まとめ - 感情的な離婚はNG。夫婦の関係を考え直そう
離婚は決して珍しいことではありません。
そのため、離婚すること自体を恥ずかしがる必要はありませんが、感情的に離婚してしまうのは愚の骨頂です。
浮気をした側もされた側も、これを契機に夫婦の関係について考え直してみてはどうでしょうか?
そして十分に話し合った上で、納得のいく結論を出してください。