トップページ ＞ 慰謝料請求 ＞ 【妻の浮気】相手から慰謝料を確実に取るために必要な証拠とは？

妻の浮気が発覚し、浮気相手に慰謝料を請求する時は、浮気の証拠をつかむ必要があります。
「浮気の疑いがある」という程度の証拠では、しらを切られるかもしれませんし、認めたとしても高額な慰謝料は取れないでしょう。

 

ここでは、慰謝料を確実に取るために必要な証拠について解説します。

不貞行為＝性行為があったことを証明せよ

「どのくらいのことをすれば浮気になるのか」という話題はよく聞かれます。

 

民法第770条では、配偶者に「不貞行為」があった場合に離婚の訴えを起こすことができると定められています。
そして判例では、不貞行為とはすなわち性行為のことであるとされています。
つまり、妻と浮気相手に肉体関係があったことを証明できるものこそ、法的な「証拠能力」を持った最強の証拠といえるのです。
慰謝料の請求でも非常に有利になります。

 

では、それ以外のものは意味がないのかというと、そういうわけでもありません。
離婚の訴えを起こすことはできませんが、２人が親しい関係にあったことを証明できれば、協議や調停の場では十分通用します。
それをもとに慰謝料を請求することもできるでしょう。

 

とはいえ、肉体関係を示す証拠に比べれば、請求できる金額は少なくなってしまいます。
確実に、かつ1円でも多くの慰謝料を取りたければ、離婚訴訟を起こせるレベルの確実な証拠を用意するべきなのです。
離婚をする気がなくても、可能な限りこのレベルの証拠を入手しましょう。

浮気現場の写真が最も有用。他にも多くの証拠を集めよ

ここでは、いろいろな証拠を証拠力の高い順に並べてました。

探偵に依頼すれば、証拠を入手できる確率は大きく上がる

些細なことから浮気を疑いはじめ、証拠をつかもうとしているが、なかなか尻尾を出さないということはよくあります。
妻も相手も浮気をしているという自覚はあるでしょうから、直接的な証拠はそう簡単にはつかませてくれないでしょう。
夫にも日々の仕事や生活がありますから、自分の力だけではどうにもならないこともあるのです。

 

そんな時は、探偵に浮気調査を依頼するという方法があります。
妻が浮気相手と会いそうな日時の予想をつけ、探偵に尾行してもらえばいいのです。
行動パターンが決まっているようなら、成功の確率はかなり高くなります。
ホテルに入る様子を写真に収めることができれば、極めて有利な立場に立てるでしょう。

 

ただし、探偵を雇うには１日だけでも10数万円の料金がかかります。
信頼性の低い探偵もたくさんいますから、適当に依頼してもお金が無駄になるだけです。
ネットなどで十分に下調べを行い、本当に信頼できる探偵にのみ依頼しましょう。

まとめ - 確実な証拠の入手難易度は高い。じっくり構えること

 

浮気の証拠を入手する時にありがちなのが、焦って妻を問い詰めてしまい、結果的に尻尾を出してくれなくなったというパターンです。
証拠を入手したければ、浮気を疑っても態度には出さず、妻のガードがゆるい状態を続けさせましょう。

 

それでも現実的には、肉体関係の確実な証拠の入手は、難易度が高いと言わざるをえません。
時間をかけて証拠を集め、必要であれば探偵を頼りましょう。

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