【旦那の浮気】離婚する?離婚しない?を決断する3つのポイント
旦那の浮気が発覚した時、妻の前に現れる問題が離婚の是非です。
怒りのままに「離婚だ!」と言ってやりたくても、なかなか都合よくいかないこともあります。
離婚を決断する際には、夫婦間の愛情や経済的な問題についてよく考えなければなりません。
ここでは、離婚を考える時に注目すべき3つのポイントについてまとめました。
どんな夫婦も、お互いのことを愛していなければ関係を続けられません。
経済的な事情などが原因で、すっかり愛情が冷めているのに婚姻関係を継続している夫婦もいますが、これはできるだけ避けたいケースです。
愛情が消えてしまっているのなら、離婚に踏み切った方がいいといえるでしょう。
旦那への愛情が残っているか?
自分に旦那への愛情が残っているかどうかは、旦那が全面降伏して心を入れ替えた場合のことを考えるとよいでしょう。
それなら関係修復をしてもいいというのであれば、きっとまだ愛情は残っています。
逆に、それでももう旦那の顔を見たくないのなら、愛情が消えていると思って間違いありません。
旦那から妻への愛情はあるか?
もちろん、旦那から妻への愛情の有無も大切です。
極端な話、浮気相手にすっかり気持ちが移ってしまっていて、妻とはさっさと離婚したいと考えている旦那もいるからです。
旦那が「お前のことはもう愛せない」とはっきり口にしているようなら、たとえ旦那に対する愛情が残っていても、離婚を選択するべきかもしれません。
離婚の際には、さまざまな金銭問題が発生します。
それらすべてに真剣に取り組み、自分に有利な条件を引き出せないのであれば、離婚後の生活は苦しくなるでしょう。
以下の点について、旦那としっかり話し合えるかをよく考えてみてください。
慰謝料
浮気による慰謝料の相場は、不貞行為の証拠がある場合だと300万程度です。
当面の生活費にはなりますから、しっかりと請求しておきたいところです。
ただし、探偵に依頼するなどしてあらかじめ証拠を固めておかないと、金額が下がってしまう可能性は否定できません。
財産分与
夫婦で協力して築いた財産は、離婚時に分割する必要があります。
重要なのは、借金も分割の対象になることです。
旦那がギャンブルで勝手に作った借金などは例外ですが、家のローンなどはすべて分割しなければなりません。
養育費
養育費は、子供の将来に関わる重要なお金です。
子供がまだ幼い場合、支払いが長期間に及ぶため、いい加減な取り決めをすると大きな損失になりかねません。
約束したものの支払われないという事例も多く、確実に支払わせるためには離婚調停や公正証書化などの準備が必要となります。
妻が専業主婦の場合、離婚すれば収入がない状態になってしまいます。
また、日本では子供の親権者は9割方母親になるため、子供がいればまず引き取らなければなりません。
離婚後の生活は想像以上に大変なものなのです。
そんな苦しい時でも、親・きょうだい・親戚・友人などの協力が得られれば、負担を減らすことができるでしょう。
精神的な支えはもちろん、子供を預かってくれたり家事などの手伝いをしてくれたりすれば、生活はかなり楽になります。
いざという時に助けてくれる人がどのくらいいるかを確かめておきましょう。
まとめ - 離婚の決断は慎重に。周囲に相談し冷静に考えよう
離婚は、ある意味では結婚以上に慎重に判断しなければならない問題です。
自分はもちろん、子供の将来にも影響を及ぼす可能性がありますから、一時の感情だけでは決められません。
周囲に相談しつつ冷静に考えましょう。
離婚に踏み切る場合も、弁護士の力を借りたり離婚調停を行ったりして、自分に有利になるように進めてください。