探偵への依頼｜相談から調査完了までの流れとかかる費用

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探偵への依頼｜相談から調査完了までの流れとかかる費用

探偵に依頼する人は、そのほとんどが未経験者です。
探偵への依頼はどのような流れになり、どの段階でいくら料金を支払えばいいのかもわからないのが普通なのです。

でも、依頼の流れは決して複雑ではなく、事前に知っておけば混乱することもありません。

ここでは、探偵への依頼の流れと費用の発生するタイミングについて解説します。

探偵への依頼はまず予約を。相談～契約までは基本的に無料

探偵への依頼は、相談の予約から始まります。

１．相談の予約

多くの探偵事務所では、依頼者のプライバシーを守り十分な相談時間を設けるため、予約制を導入しているのです。
都合のいい日に予約を入れてから訪問しましょう。
また、簡単な相談なら電話でも対応してもらえます。

２．相談と見積り提示

担当者との相談では、調査を依頼しようと思った理由や、問題の現状について遠慮なく話しましょう。
調査によって解決できる可能性があれば、探偵が具体的な調査の内容を提案してくれます。
見積もりも提示してくれるので、依頼すべきかどうかよく検討しましょう。

３．契約

問題なければ正式に契約を交わします。

なお、相談から契約前までの段階では、基本的に料金が発生しません。
これは相談自体に料金が発生する弁護士との大きな違いです。
わからないことがあれば何でも質問し、納得してから依頼するようにしましょう。
見積もりだけをもらって帰り、複数の探偵の見積もりを比較することも可能です。

４．前払い金の支払いと調査開始

そして、探偵の料金は多くの場合前払い制です。
契約後、料金を振り込んだことが確認できた時点で調査が開始されます。
調査前は前金として半額だけ振り込めばいい事務所や、成功報酬制（完全後払い制）を採用している事務所もあります。
支払いのルールについては契約前によく確認しましょう。

追加料金が発生する可能性は、契約時に必ず確認すること

探偵の調査中は、依頼者は特にすることはありません。
普段通りに生活し、報告を待てばいいだけです。

調査の内容次第では、探偵から中間報告が来ることもあるので、電話には出られるようにしておきましょう。
特に注意する必要があるのが、追加料金に関する連絡です。

調査中の探偵は、交通費や施設の利用費など、その場その場で必要な費用を使います。
これらはすべて見積もりに含まれているので、追加請求されることはありません。
ただし、契約書に追加料金の発生について記載があり、きちんと説明を受けているなら話は別です。

尾行調査では、ターゲットが突然新幹線に飛び乗るなど、思いもよらない行動を取ることが珍しくありません。
また、もう少しで手がかりがつかめそうなのに、調査時間が終わってしまうことも考えられるでしょう。
このような場合、依頼者に連絡を入れて追加料金に関する説明を行い、合意が得られれば調査を継続するのです。

とはいえ、限られた時間で追加料金を支払うべきか判断するのは難しいでしょう。
追加料金については、契約の段階で十分に確認を取り、どんな状況なら支払うかを決めておくことをおすすめします。

調査後は残りの料金を精算する。見積もりとの食い違いに注意

調査が終了すれば、再び探偵事務所を訪問して報告を受けます。
報告書や証拠写真を受け取り、裁判で使える資料を作成してもらうこともあるでしょう。

これらもすべて見積書に含まれているため、この段階で料金が発生するわけではありません。
状況によっては提携している弁護士を紹介してもらえますが、これも基本的に無料です。

まだ支払っていない料金があれば、報告が終わった段階で精算します。
考えられる料金は以下の通りです。

調査後に支払う費用の項目

成功報酬制だった場合、料金の総額
前金として一部を支払っていた場合、残りの料金
追加料金が発生していた場合、その金額

もし「見積もりと金額が違う」「事前に説明のなかった追加料金がある」といった問題が見つかれば、必ず質問しましょう。
明らかに不審な点があれば、警察に相談してください。
特に問題がなければ、調査は完了となります。

まとめ - 料金の内訳や支払いのタイミングは必ず確認すること

優良な探偵ほど、料金に関する説明も明確です。
見積もりは詳細なものを出してくれますし、追加料金が発生することもほとんどありません。
かつては悪質な探偵による不当な料金請求が多かったため、探偵業法によって厳しく規制されているのです。

費用の内訳や支払いのタイミングは十分に確認し、本当に信頼できると思ったら依頼するようにしましょう。

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