人探し調査の料金 - 料金相場と調査費用を安く抑えるコツ

人探しの料金は、探偵業界の中でもトップクラスと言われるほど高額です。
しかし、それでも依頼する人が昔から絶えず続いているのは、それだけ大切な人を探したい人間が多いことも意味しています。

 

「大切なわが子が行方不明になってしまった」
「行き別れた兄弟に会いたい」
「恩人に合って感謝を述べたい」

 

いずれもお金には替えられないことであり、幾ら費用が高くとも依頼するひとはいます。
ですが、それでも多くの人が依頼費用の高さゆえに調査を断念しているのも事実。

 

そこで、この記事では人探しの種類と費用、そして費用削減の方法について詳しく紹介します。

2種類の人探しと料金相場

人探しは大きく分けて『行方不明者の捜索』と『所在調査』の2つに分かれます。
それぞれ料金は大幅に異なるため、項目ごとの相場と内訳についてご説明します。

所在調査の相場は10万円前後

所在調査とは、警察に行方不明の届け出が出されておらず、緊急性の低い人間の調査に当たります。
例えば「行き別れた兄弟」「かつての恩人」「幼い頃に蒸発した親」などが、所在調査に該当します。

 

所在調査の相場はおよそ10万円程と言われています。
安けれ5万円から探すことが出来ますが、その場合は大抵電話番号やメールアドレスだけであり、現場に赴き、調査員が本人かどうかを確認するまでに至りません。

 

一方、10万円以上の調査となると、探す相手と連絡が取れなくなった時期が古く、手掛かりとなる情報が少ないケースが多く、調査員が足を使って聞き込みや張り込みを行い、最終的には対象者を目視で確認し、本人かどうかを確かめるケースが大半を占めます。

行方不明者の捜索の相場は50万円前後

行方不明者の捜索とは、緊急性が高く、警察に行方不明者の届け出が出された人物を捜索するための調査です。

 

行方不明者は早急な発見が求められるため、動員する調査員の数がとても多いのが特徴です。
そのため、費用も高額になりやすく、場合によっては100万円を超すような依頼もあります。

人探しの費用を安くするためにはスピードと情報量がポイント

探偵はある特定の人物を探すために、ありとあらゆる知識と技術を動員して探しだせます。
しかし、誰かを探すための費用を安くするなら、できるだけ早く探偵に依頼し、なおかつ大量の情報を出し惜しみなく探偵に渡すほうが、費用削減や調査の成功に繋がりやすくなります。

連絡が取れなくなってから早いほうが見つけやすい

所在調査では、探す相手と連絡を取れなくなってから2〜3年程時間が経過しているケースが目立ちます。
この程度であれば、依頼者が持っている手がかりから痕跡をたどった場合、大した手順も掛からず本人にまで行きあたるでしょうが、年数が経過しすぎていると、様々な引っ越しや転勤、転職、結婚による氏の変化、電話番号やメールアドレスの変化などが増え、調査のための手間がかかりすぎてしまいます。

 

また、残念ながら年数があまりにも経ち過ぎた高齢の対象者となると、死亡の事実を発見するだけで終わってしまう場合もあります。
所在調査はなるべく早く依頼するこで、経費を節約し、なおかつ無駄な調査をせずに済むのです。

情報はとにかく大量に

人探しでは、はじめにどれだけの手掛かりがあるかで依頼費用が変わってきます。

 

探偵が行う人探しとは情報から情報を渡り歩き、最終的に「本人」にまでたどりつくことにあります。
そのため、はじめから大量の情報があれば、一気に何個ものプロセスを飛ばして本人たどりつくこともできれば、信じられないような情報ルートからでも本人にまで行きつけるのです。

 

ところが、最初から手元にある情報が少ないと、いくら探偵でも一気に調査の効率が落ちます。
本来たどれたルートが塞がれることもあれば、情報をたどるのに余計な手間がかかってしまいます。

探偵の人探しの調査については、こちらのサイトで詳しく紹介しています。
探偵の人探し調査|人探しの教科書

まとめ

探偵に人探しを依頼する最大のメリットは「人や時間を惜しみなく使って調査ができる」ことにあります。
あなたが働いている時でも、寝ている時でも、探偵はあなたに代わり、あなた以上の知識と技術を使って対象者を探し続けます。

 

だからこそ当然費用も掛かるのですが、探偵に調査を依頼するなら、すばやく、なおかつ大量の情報を渡すこで、より満足のいく調査を行うことができるのです。