浮気の証拠がない場合｜パートナーの問い詰め方と今後の対処法

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浮気の証拠がない場合｜パートナーの問い詰め方と今後の対処法

パートナーが浮気をしている可能性が出てきたら、とにかく本人を問いただしてみようと考える人は多いでしょう。

しかし、証拠がない段階での浮気の追求は、非常に不利な戦いを覚悟しなければなりません。
会話の１つ取っても注意深く行う必要があります。

ここでは、浮気の証拠がない場合のパートナーとの接し方を解説します。

証拠がない時は、日常会話の中でさり気なく探りを入れよう

浮気の証拠がないということは、他にどれだけ怪しい点があっても追い詰めきれないということです。

日常生活のさりげない会話で情報を引き出す

この状態でパートナーを追求する場合は、問い詰めるのではなく探りを入れる感じで接した方がいいでしょう。
怒りを露わにしたり尋問したりするのではなく、日常生活のさりげない会話で情報を引き出す必要があるわけです。

相手の警戒心を強めないよう注意

聞き方は「ここ最近帰りが遅いけど何かあったの？」「最近電話に出ないことが増えたよね？」など、ちょっとした疑問をぶつける形にするのがいいでしょう。
この時、パートナーの態度や返答に怪しい点があっても、しつこく食い下がったり２つも３つも質問したりするべきではありません。
パートナーの警戒心を強めるだけだからです。

証拠がない状態では、言い逃れや慰謝料の減額のリスクがある

仮に証拠が不十分な状態でも、パートナーが浮気を認める可能性はあります。
しかし、それでは完全な解決は目指せません。

証拠がないと言い逃れされる恐れがある

「キスはしたけど一線は越えていない」「この前知り合って１回遊びに行っただけ」など、いくらでも言い逃れができてしまうからです。

浮気の実態が正確に把握できない以上、パートナーが本当に反省したのかも不明瞭になってしまいます。

慰謝料請求の額にも影響

また、慰謝料請求にも証拠は大きく関係します。
一般的に、浮気の慰謝料の金額は「不貞行為（肉体関係）があったか」「結果として離婚に至ったか」「関係はどのくらいの期間続いていたのか」といったポイントにもとづいて算出されます。
もし不貞行為や浮気期間の明確な証拠がなければ、金額は大きく減額されてしまうでしょう。

離婚訴訟でも証拠が重要

さらに、離婚訴訟の観点からも証拠は無視できません。
法律上、浮気をされた側が離婚訴訟を起こすには、不貞行為の証拠が必要だからです。
証拠がない場合は、パートナーが「離婚したくない」と主張する限り、離婚することはできません。

このように、証拠がない状態でパートナーを問い詰めることは、大きなリスクを孕んでいます。
浮気を認めるかどうかだけが問題ではないのです。

証拠を入手するには、自力で探すか探偵に浮気調査を依頼する

パートナーを問い詰めるのは、浮気の証拠を入手してからにするのが最善です。

では、どうやって浮気の証拠を入手すればいいのでしょうか？
方法は大きく分けて２つあります。

自力で入手する

パートナーの携帯電話やパソコンをのぞき見て、通話記録・メール・LINE・SNSなどに浮気の証拠が残されていないかを確認する方法です。

より積極的なものとして、パートナーの鞄や車にICレコーダーを仕掛け、浮気相手との会話を拾う方法もあります。

うまくいけばいいのですが、発覚する可能性も高く、名誉毀損扱いされるおそれも否定できません。

探偵に浮気調査を依頼する

プロの探偵に調査を依頼し、浮気の現場を押さえてもらう方法です。

浮気相手とホテルに入るところを写真や動画に収めてもらえれば、決定的な証拠として使えます。

尾行や張り込みは自分でもできますが、探偵は専門的な訓練を受けていますから、成功率は遥かに高くなります。

他の方法で証拠が入手できないようなら検討してみましょう。

まとめ - 何よりも証拠の入手を優先すべき。それまでは穏便に

浮気というのは裏切りであり、非常にリスクのある行為です。
それはパートナーもわかっているでしょうから、証拠もなしに問い詰めたところで簡単に認めるはずがありません。

証拠がない段階での追求は、軽く探りを入れる程度に留めておき、証拠の入手を優先してください。
証拠さえあれば、言い逃れを許さずパートナーを追い詰められるでしょう。

証拠の具体的な集め方は、こちらの記事を参考にしてください。
【浮気の証拠集め】有効な証拠を集める方法と３つの注意点

はじめての探偵