妻の浮気が発覚したら - 夫がとるべき正しい行動
ほとんどの夫は、まさか自分の妻が浮気をするなんて、夢にも思いません。
だからこそ、妻の浮気が発覚しら、誰だって動揺します。
男性の場合、理性的な人間であるべきだと思う気持ちが強いせいで、浮気によって同様する自分すら許せないこともあるでしょう。
しかし、そんなプライドはむしろ冷静に物事を判断する妨げになってしまいます。
浮気をされて驚き、傷つくのは人間として真っ当であることの証です。
目の前の現実に傷ついてしまった自分を認める強さを持ちながら、トラブルを解決するべく頭を働かせましょう。
まず知ってもらいたいのは、浮気トラブルの解決はプライベートな問題ながら、その解決方法はとてもビジネスライクだということです。
仕事上のトラブルを解決するのと、浮気に端を発した夫婦問題を解決するのはさほど大きな違いはありません。
感情的にならず、将来を見据えて冷静に行動すること。
そして自分一人で解決できない問題は積極的に専門家を頼ることなど、ビジネスとほとんど同じ方法で解決できるのです。
浮気について発覚したら、まずは手元にそろっている浮気の証拠を確認してください。
いきなり妻を問い詰めてはなりません。
証拠が無ければ、その後の話し合いどころか、法的な問題も解決できません。
証拠を手に入れれば自分が主導権を握れる
浮気問題を解決するうえで、証拠を握る側は常に問題解決の主導権を握れます。
ビジネスシーンもそうですが、トラブルが発生した場合は問題そのものを解決するのと同時に、どいれだけ自分に有利な形ででトラブルを解決するかが重要になります。
そのためには、証拠は絶対に必要です。
もし証拠がなければ、浮気を相手に認めさせることも、慰謝料請求も離婚請求もできません。
また、夫婦関係を改善するうえでも、相手に今後浮気をさせないために誓約書を書いてもらうためには、やはり浮気相手に関する情報、つまり証拠が必要になります。
浮気立証に有効な証拠は、こちらの記事で説明しています。
浮気の証拠が足りない場合、まずは証拠を集めなくてはなりません。
この時取れるのは自分一人で行う場合と探偵に頼むという二つの方法です。
どちらか一方ではなく、両方を掛け合わせて行うほうが良いでしょう。
自分でできる浮気調査『スマホ』
自分で浮気調査をするなら、最低でもスマホの中身を調べておくと良いでしょう。
浮気をしている人は、必ずスマホを使て浮気相手と常に連絡を取り合っています。
特に調べるべきはLINEで、その中に浮気相手との連絡と思わしきトークがあれば自分のスマホで写真を取って残しておきましょう
こちらの記事も参考にしてください。
探偵が行える浮気調査 - 尾行や張り込みによる調査
探偵に依頼した場合、尾行や張り込みを使った本格的な浮気調査が行えます。
この結果得られるのは、浮気調査の報告書に記された詳細な不貞行為の証拠です
不貞行為の証拠とは、法律上の浮気を定義したもので、慰謝料請求や離婚請求のためにはこの証拠が必要になります。
探偵の浮気調査は、こちらの記事も参考にしてください。
証拠が出揃い、浮気が確実なものとなったら、今後の目標を決めましょう。
浮気をされた夫が取るべき目標は次の通りです。
離婚
浮気をされた夫の大半は、そのまま離婚を決意すると言われています。
離婚は世間的にイメージが悪いので、周りの目を気にして離婚しない夫婦もありますが、浮気をした妻とその後生涯を共にすることを無理強いすることはできません。
また、もし無理に離婚を止めようとする人は、恐らく貴方のことを考えてはいません。
それに、夫婦生活も長くなれば、浮気でもなければ離婚できない夫が多いのも事実です。
浮気というピンチをチャンスに変えるなら、これを気に思い切って離婚するのも一つの方法です。
夫が有利に離婚するための具体的な手順は、こちらの記事で紹介しています。
夫婦関係の修復
浮気をもし許せるのであれば、夫婦関係の修復も良いでしょう。
例え浮気をした妻といえど、その後反省して信頼を取り戻す努力をしてくれるなら、それだけで夫婦関係を改善できるかもしれません。
また、貴方自身も心の傷をいやす努力が必要になります。
大変ではありますが、浮気問題を乗り越えた夫婦のきずなは前にもまして強くなるものです。
もし努力できそうなら、お子さんのためにも夫婦関係を改善していくと良いでしょう。
夫婦関係改善の具体的な方法は、こちらの記事で説明しています。
慰謝料請求
妻に裏切られて傷ついたとしたら、その傷を慰謝料請求によって埋めることができます。
夫婦関係を修復上で、浮気相手のみに慰謝料請求をすることも可能ですが、離婚による慰謝料請求の場合は妻と浮気相手の双方に慰謝料請求することが可能です。
慰謝料請求の手順については、こちらの記事で解説しています。
浮気問題は夫婦関係の危機です。
この場面をどう乗り越えるかで人間力が決まると言っても過言ではありません。
やる気を失わず、積極的に頭と体を動かして行動すれば、このピンチがあなたの良きターニングポイントになるかもしれません。