失敗しない探偵・興信所の選び方 - 必ず確認するべき3つのポイント
多くの人にとって、探偵はドラマや小説の中だけの存在です。
それだけに、人探しや浮気調査をする必要が出てきても、どの事務所に依頼すればいいのかわからないということがよくあるのです。
ここでは、探偵事務所・興信所を選ぶ際に確認するべきポイントをまとめました。
いつか必要になった時のために、ぜひ知っておいてください。
探偵事務所の良し悪しは、公式サイトの情報から判別できる
インターネットが発達した現在では、多くの探偵事務所が公式サイトを持っています。
そこに掲載されている情報からだけでも、探偵事務所の良し悪しはかなり判別できます。
チェックポイントは以下の通りです。
公式サイトでわかる探偵のチェックポイント
- 公安委員会に開業の届出を提出し、許可を得ている(許可番号が確認できる)。
- 事務所を持っており、訪問して相談・面会ができる。
- 無料で相談や面会をしてもらえる。
- 最低でも15人程度の調査員が所属している。
- これまでに十分な調査実績がある。
- 経営者や職員が行政処分を受けたことがない。
開業の届出は必要最低限の条件です。
中には、本社となる事務所さえ持っていない業者も存在します。
面会の場所にホテルや喫茶店を指定された場合、怪しいと考えましょう。
また、契約前の相談や見積もり提出は無料なのが一般的です。
この時点で料金を要求してきたら、それ以上話を進めるのはやめた方が無難です。
そして、調査を行うにはある程度の人数の調査員が必要です。
事務所を回すには、最低でも15人程度の調査員と、事務方などの職員が必要でしょう。
社員数が異様に少ない事務所には要注意です。
これまでの調査実績数も実力の目安になります。
逆に、違法行為などが原因で行政処分を受けたことがある事務所は、利用を避けるべきでしょう。
相談や交渉の席では、探偵事務所の質がよく表れる
ネットで最低限の信頼性が確認できたら、次は電話相談や面会相談を行います。
ここでも、いくつかのチェックポイントがあります。
電話や面談でわかる探偵のチェックポイント
- 料金の詳細な見積もりを提示してくれる。
- 料金が適正価格である。
- 依頼者の話をよく聞き、何でも質問に答えてくれる。
- 調査の内容や成功条件などを細かく決めてくれる。
- 両者納得の上で契約書を交わしてくれる。
多くの人が一番気にするのは料金でしょう。
事務所によって前払いだったり後払いだったりしますが、総額の見積もりを提示してくれるかが重要です。
交通費などの実費はあとから請求されることもあるので、追加請求の有無はしっかり確認しておきましょう。
そして何より、依頼者の話をよく聞き、何でも答えてくれる事務所は信頼できます。
受け答えがはっきりしない事務所は、それ以上交渉しない方がいいかもしれません。
料金が成功報酬制や後払い制の場合、成功条件は厳密に決めておきましょう。
もちろん、契約書の中身も十分に確認する必要があります。
調査と報告のポイントも、相談の段階で確認しておくこと
いよいよ実際の調査、そして結果の報告です。
ここで探偵事務所への最終評価を下すことになります。
これまでのやり取りが信頼できても、結果が伴わなければ意味がありません。
以下のポイントに注目しましょう。
契約前に探偵社に確認しておくべきチェックポイント
- 調査前や調査中でも、必要に応じて連絡をくれる。
- 裁判で証拠として使えるレベルの報告書を作成してくれる。
- 鮮明な写真・動画を撮影し、証拠として提出してくれる。
- 素行調査の場合、ターゲットの行動を詳細に記録してくれる。
- 人探しの場合、いつどこを探したかといった詳細な報告をしてくれる。
- 違法な手段を用いた調査を行わない。
- 万が一失敗した時、理由や状況を説明してくれる。
- 弁護士の紹介やカウンセリングなどのアフターフォローが充実している。
これらの点は、契約を交わす前に詳しく確認しておくことが大切です。
安易に契約を交わすと、調査や報告があまりに杜撰だったとしても、「そんなことは契約に盛り込まれていない」と言われて終わってしまうことがあるからです。
失敗しないためには、相談の段階で十分に話を詰めておきましょう。
まとめ - チェックポイントがわかれば、探偵事務所の質は判別できる
いかがだったでしょうか。これだけのポイントをチェックすれば、その探偵事務所の質はほぼ判別できるのです。
可能であれば、複数の探偵事務所を訪問し、見積もりを出してもらいましょう。
何度か相談をしているうちに、探偵事務所の良し悪しがわかってくるはずです。
自分が一番信頼できると思った事務所に依頼をしましょう。
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